び場に通っているK君(屋形原保育園卒園)のお母さまに、び場へ入会するまでの経緯、入会して良かったことなどを語ってもらいました。
※黒文字で記載している内容がS様のコメントで、青文字で記載しているのがインタビューをしている代表の山里のコメントとなっております。
び場に申し込んでいただいた理由をこれからお聞きしますが、その前に申し込みを検討していた時の状況を教えてもらってもよろしいでしょうか。
共働きをしていて学童の利用はもともと検討していました。
入会前のお子さんの様子を教えてください。
保育園の生活は何でもそつなくこなせる子でした。
ただ、び場に通うようになって気づきましたが、自分の感情をコントロールする練習がちょうど必要な時期だったと思います。例えば、負けず嫌いなところがあり、家族でトランプをやっているときも負けそうになるとやめて席を立つなんてことも何回かありました。
また、これも「過程」を重視するび場に通って気づいたことですが、息子は「努力するなどの「過程」よりも「結果」を出さないといけない」と思い込んでいるようでした。例えば運動会の前日の夜に息子がとても緊張していたので、「そんなに緊張しなくても大丈夫だよ」と、声をかけたんですが「でもお母さんは僕がかけっこで一番じゃないといやでしょ?」と答えることがありました。
ありがとうございます。
それでは、び場に参加いただいた理由をお聞きかせください。
屋形原保育園の教育方針が我が家の教育方針と合っていたことが大きいです。保育園の先生も、子どもをきちんと見ていてくれて、び場でも同じように見てもらいたいというのが一番の理由です。
それと説明会で聞いた自ら問いを立てる力などを大事にされているび場の教育理念にも共感しました。
やらされて何かを学ぶのではなく、び場でワクワクすること、情熱を傾けることができるものを見つけて
ほしいと思ったことも大きいです。
もし他の学童を検討されたことがあれば、他の学童と比べた時のび場の魅力を教えてください。
他の学童ときちんと比べて検討をしていないんですが、他にも英語など様々な習い事ができるアフタースクールはありますが、息子が自分のワクワクすることを見つけるにはび場が一番だと思いました。
それと、学校や塾などと違ってび場なら息子が自分の感情や想いを安心して表現できると思いました。
び場に通って嬉しかったことを教えてください。
息子は保育園や学校ではきちんと先生の言うことを聞いてましたので、び場に通い始めて息子が先生へわがままを言うなんてことや、感情があふれて泣いてしまうことがあったことを聞いて、実は少し驚きと当惑もありました。
それでも、先生が息子にきちんと向き合いフォローしてくださり、何かあったときは前後の状況などを共有してくださったりするなかで、び場では息子が安心して素の自分を出して遊び学べる場所なんだなと思い直しました。
安心安全の場を創ることが一番大事だと思っているので、そう言っていただいてありがとうございます。
他にも嬉しかったことがあれば教えてください。
息子が新しいことにどんどんチャレンジする姿を見られるのが嬉しいです。例えば、らQ、ボードゲームやボール遊びなど新しいことに日々チャレンジし、発見をしています。特に、ボール遊びは今までは苦手だったんですが、先生に投げ方を教えてもらってとても好きになったことが嬉しかったです。今では休みの日に主人ともキャッチボールを楽しんでいます。
こちらこそありがとうございます。
さらにび場をよりよい場にしていくため、改善点があれば教えてください。
子どもの自主性を尊重しているのはわかるんですが、これからも宿題などのフォローをお願いします。息子は保育園時代には公文の宿題を毎日していましたが、公文を嫌がってたので卒園と同時に辞めさせました。ですが、ただ公文をやめただけにはしたくないので、び場でも毎日プリントなどにも取り組むようにフォローしてください。
はい。引き続きフォローします。他にもあれば教えてください。
あとはランドセルなど身の回りの整理整頓についてもフォローをお願いします。
分かりました。一度、忘れ物をせずにスムーズに帰るためにどのように整理整頓をするとよいか子どもたちと話し合う時間をもうけます。
素直で新しいことへの習熟が早いS君は素直さというコインの裏として繊細な一面も持っています。感情をコントロールできないこともあったので保護者の方と連携を取りながら、毎日の一対一の対話を続けてきました。その成果も出てきて、新しいことにチャレンジしています。
今は一緒にワクワクすることを探しています。