子どもたちは昨日に引き続きジャングルジムを海賊船に見立てて船長やマグロなどの役を決めて遊んでいました。眺めていると時間がたつにつれルールが変わっていたりと子どもたちの創造力には毎日驚かされます。
実は遊んでいると後から来た子が船長を代わってと主張していさかいがおこりました。もともと船長役に決まってた子が後からきた子に納得してもらおうと色々と交渉するのを見守ってましたが、折り合わずもともと船長役だった子が諦めて友達を連れて別の遊びを始めるという形になりました。
こうした遊びでのもめ事は社会的なスキルを学ぶには最適なので、もめ事がおこった場合は双方の言い分をしっかり聞きあえる場を作り、それぞれの主張の何がポイントかといった交通整理はしますが、
最後にどうするかは子どもたちに決めさせてます。
今回のケースではもともと船長役だった子がそういった聞きあう場づくり、交通整理の部分はしっかりとできていました。
ただ、もともと船長役だった子が最後に疲れたのか、「(小学校6年生の)こっこちゃんがいたらきちんと決めてくれるのに」とつぶやき、ジャングルジムから離れたのが印象に残りました。
大人から見ると、もともと船長だった子の言い分がもっともだったので、不実が通ったことになります。
どこまで見守り、どこから介入すべきか。難しい問題ですね。子どもに限らず様々な現場でファシリテーションをしてきた時に感じたジレンマですが、無理に自分の思い描くあるべき姿に軌道修正するのではなく起きたことに意味があると信じて、次につなげたいと思います。
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