今日は演劇×教育という切り口で気になるサイトを集めてみました。
子どもたちが子ども映画を作りたいという声があったので劇作家の平田オリザさんの演劇入門という新書を読み始めました。そこでコミュニケーションの本質やコミュニケーション教育の理論と実践といったことが書かれていて、それから気になって演劇×教育という切り口で最近、ウォッチし始めました。
今、思い返すと、自分の小学校の頃に発表会があれば絶対主役か物語の美味しい役どころは取りに行っていました。そこで確かに演じる役柄って何がすきなんだろうか?など色々と考えてやっていたのでそういうところが自分のコミュニケーション力の向上につながったのかな?なんて考えています。
◆海外で実践される「演劇教育」の効果
東京で演劇教育のパイオニア的存在のN.G.Aの解説なので演劇の教育的効果=ベネフィットが書かれています。ポイントは分かりやすいと思います。
◆平田オリザ氏に聞く 演劇を用いたコミュニケーション教育(理論編)
https://edupedia.jp/article/53bb6e38b792c280077b4da8
◆平田オリザ氏に聞く 演劇を用いたコミュニケーション教育(実践編)
https://edupedia.jp/article/53df6e48bd00eae4d17454b2
面白い箇所を抜粋します。
ある日、40代の日本通のイギリス人と話していた時、日本の小中学校では演劇はほとんど習いません、と言ったら、「えー!」と驚かれました。そのあとに、「あ、だからですね」と彼が言ったのです。つまり、日本人のコミュニケーションが下手ということや、しっかりと自分の意見を言えないのは演劇をやっていないからだ、というのがイギリス人の感覚なのです。
ちなみに平田オリザさんは日本の子どもたちのコミュニケーションのスキルは上がっているが、コミュニケーションをしようとする「意欲」が大きく落ちていると分析しています。「分かってもらえない」という体験そのものが少なって伝えたい、理解してほしいという思う原体験が減っていると問題を捉えているようです。
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