今日は教育そのものには関係ありませんが、科学分野で「AI」の次に社会にインパクトを与える可能性が高い「ゲノム編集」技術についてお知らせします。
AI技術に関する話題は2-3年前には今ほど一般的ではありませんでしたが、ここ2-3年で割と一般的になりました。同じようにこの技術もこれから2-3年後には知名度が高くなるのではないかと考えています。そして、10年前にはプログラミング教育が、一部のギークやハッカーが自力で学んでいたものが、今日ではプログラミング教育が必修化されたように、ゲノム編集にまつわる生物学に関する教育が10年後人気がでるかもしれません。
◆CRISPR-Cas9(クリスパー・キャスナイン)という技術
乱暴な言い方をするとAI技術の開発が「ディープラーニング」という手法・技術の発見によって大きく加速したように、ゲノム編集の技術もこの「CRISPR-Cas9(クリスパー・キャスナイン)」という手法・技術の発見によって大きく加速しました。
この手法を発見した
カリフォルニア大学バークレー校のジェニファー・ダウドナ氏は世界中の科学の賞を総なめし、ノーベル賞の最有力候補だといわれています。
◆書評「ゲノム編集の衝撃」
2016年のNHKの取材をベースに書籍かされた本のレビューです。
◆DIYバイオハッカーの誕生
http://biohacker.jp/
アメリカでは、ゲノム編集などを使って、個人で実験を進める「バイオハッカー」のムーブメントが、盛り上がっています。植物の改良や、細胞を使ったアートなどたくさんありますが、一部の急進的な人たちは自分自身を実験台に遺伝子を改変して、その効果を検証しています。
このサイトは日本におけるバイオハッカーのコミュニティのようですね。
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