今日は1年生の女の子2人が突然掃除をしたいと言って玄関周りをホースとデッキブラシを使って磨いてくれました。おそらく夏休みのやりたいことリストの中に掃除を書いてたので、始めたのかな?と推測しています。
あるいは学校で○○係があるからび場にも○○係を作って欲しいとも言っていたので、び場のみんなの為に貢献したいという気持ちもあるのでしょう。
どうするか考えましたが、やりたいことも義務になった途端、子どもにとってつまらなくなるということはままあることです。例えば、び場でもこんなことがありました。
Y:やってみたこと
片づけができていないことがあったので、男女それぞれお片付けリーダーを決めました。リーダーの役割は遊びの中である活動が終わった後で次の活動に移る前に、使った道具をすべて片付けるようにみんなに声掛けをして協力を促すというものでした。できるだけかっこよく、一人だけ頑張るのではない役割を設定することで自主性をもってみんなで片付けできるように、という試みでした。
それとこういった活動を通じて、リーダーシップとフォロワーシップを学べたらいいな~なんてことも考えていました。
W:わかったこと
最初の一週間は子どもたちも率先して片付けリーダーになりたがりみんなで楽しそうに協力して片付けができていました。しかし時間がたつと、片付けリーダーになることにやらされ感を感じたのか、嫌がるようになる。リーダー以外の子がリーダーの子一人にやらせようとするなど責任感を持たなくなった。という風に想定とは違う結果になってきました。
K:気づいたこと
・役割を決めるとやらされ感が生まれる?
・やらされ感を感じるようになると最初は楽しい活動も楽しくなくなる
・リーダーの役割を与えてリーダーシップを発揮する経験を積ませようとするのはまだ上手くいかない?
(自然にまれるリーダーシップに目を配り育てる方がいい?)
といったことを感じました。
自分たちのコミュニティに貢献したいと気持ちは尊重しつつ楽しく続けられるように○○係を決めるという手法を導入するかは様子を見ながら考えたいと思います。
さて、今日のエウレカスクールですが、先週とはスイッチして1年生は大サイコロの冊子を、2年生以上は階段棒を頑張ってもらいました。
1年生は体力的に疲れてて集中することが難しそうな子もいた為、約束したところまで頑張って少し早めに上がってもらうケースもありました。とはいえ、以前に比べるとやる気が一度ゼロになっても、自分で外の空気を吸いに行ったり自分で立て直すことができるようになっているところに成長を感じています。
2年生以上の子たちはそんなぶーぶー言ったり、早めに切り上げる1年生に目をくれず、最後まで頑張っていました。1年生たちも一年後はそんな風にお手本を見せられるように成長をサポートしていきたいと思います。
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