木曜日ということで上級生の子たちと一緒でした。
今日も子どもたちは元気に外でサッカーごっこやキャッチボールをしていました。サッカーごっこではなんと上手な子一人対四人で一時間弱遊んでいました。
そして先週はできなかった「犯人は踊る」というゲームをエウレカスクールの後で上級生とすることができました。
段々、子どもたちもエウレカスクールでも頑張るためのペース配分が分かってきたのか、自分が「そろそろ部屋で休んでエウレカスクールの準備をしたら?」と聞くと比較的素直に聞くようになりました。
今日のエウレカスクールでは興味深いことが起きました。
「○○までできたら終わっていい?」とある一年生の子から質問されたので、「今日はペースが良いから自分の限界を超えてみない?」と逆に質問すると「分かった。今日は限界を超えてみる」とそこからさらにペースアップをして、エウレカスクールが終わる18時を超えて熱中し、結果として二年生よりも多く解けました。
何が興味深いかというと、「フロー体験」に近いものを目の当たりにしたことと、「何がそれをもたらしたのか」という点です。
◆「フロー体験」とは
http://www.the-academic-times.com/2017/05/flow-experience-by-Mihaly-Csikszentmihalyi.html
フロー体験とは「時を忘れて、まるで体の感覚がなくなるくらい集中してしまう体験」のことを言います。幸福に生きるのに大切な要因としてポジティブ心理学などで研究されています。
◆「何がフロー体験をもたらしたのか?」についての考察
フロー体験をもたらす要因の一つとして、自己肯定感があると言われています。
その子はいつもは「自分には○○はできないもん」と予防線をはることがある子でなかなかエウレカスクールで熱中することは珍しいタイプの子でした。
今日がいつもと違ったこととして振り返ると、
・サッカーごっこで一人で四人を相手にするほどの活躍をしたこと
・1on1でのお話のなかでその子の想像力の豊かなことはサッカーや足が速いことと同じくらいすごいことだと褒めたこと
・想像力とはワクワクする未来を思い描く力で後はそれをコツコツ実現する粘り強い力をエウレカスクールで学べるともっといいねとアドバイスしたこと
などの要因で自己肯定感がいつもより高い状態でスタートできたのかな、と仮説を立ててみました。
もし本当に自己肯定感が高めることで「フロー体験」が起きやすくなると、なおさら自己肯定感が大事になってきますね。
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