アート対話での学び

アート哲学対話は、正解のないアートを題材にした対話を通じて、自分の感じたことを言葉にし、他者と意見を交わす力を育むプログラムです。子どもたちはアートを深く見る体験を通じて、自分の考えを表現し、異なる視点を受け入れる力を養います。
対象学年
実施日時
持ち物
料金
2-3年生
月曜 4:00-4:50
月1回
特になし
レギュラー会員:月会費に含む
リミテッド会員:月会費に含む
学びの目標
自分なりの観察・解釈を深める
自分なりの
観察・解釈を深める

目標
様々なアート作品を観察し、自分なりの解釈を見つけ、他者に説明できる力を養う。
内容
一人のアーティストによる作品に触れ、
1.作品をじっくり観察する。
2.「なぜそう感じたのか?」を作品のどの部分から受け取ったのかを言語化する。
3.他者との解釈の違いを認識し、相手の視点に触れる。
具体例
ある絵画を見ながら「なにが起こっているのか?」「絵の中の子の人はどんな気持ちか?」といった問いを対話形式で共有する。 異なる意見をもつ相手に「絵のどういうところからそのように思ったのか?」を質問し、相互理解を深める。 効果: 子どもたちは、他者と異なる視点を受け入れつつ、自分の意見を根拠に基づいて表現する力を身につけます。
コンセプトに基づいた思考の深化
コンセプトに基づいた
思考の深化

目標
アートを社会的・哲学的なコンセプトから解釈することにも挑戦。また、コンセプトに応じて自分自身の視点で作品を制作・再解釈・キュレーションできる力を養う。
内容
1.「戦争とアート」「王権とアート」などのコンセプトで集められた作品を観賞する。
2.それぞれの作品がコンセプトに対して何を表現しているのかを自分なりに考え、深掘りする。
3.生成AIを活用し、自分ならそのコンセプトをどのように表現するかを模索し、オリジナルのコンセプトメイキングに挑戦する。
具体例
「戦争とアート」のテーマでピカソの『ゲルニカ』やゴヤの『1808年5月3日』を観賞し、戦争がどのように表現されているのかを議論する。 AIを使い、「もし自分がこのコンセプトを表現するなら、どんな作品を作るか?」を考え、生成されたアート作品に対してグループでフィードバックを行う。
講師紹介

山里 誠
び場でアート対話の講師を務めています。私はこれまでの経験を通じて、「コンセプトを創る」というプロセスが人の思考を深め、創造性を引き出す素晴らしい力を持っていることを実感してきました。
日本の学校教育では、知識を学ぶ機会はたくさんありますが、自分なりの視点で物事を捉え、独自のコンセプトを創る練習をする場がまだ十分にありません。
び場では、子どもたちが自由に自分の考えを表現し、深めていくことができる対話型のアート鑑賞や哲学対話を通じて、その「コンセプトを創る楽しさ」を伝えたいと考えています。
例えば、ある絵画を見て「自分ならこのテーマをどう表現するか?」と想像を膨らませたり、生成AIを使ってそれを形にしたりする体験を通じて、子どもたちは自分の中にあるアイデアを発見します。そこに「これが私の考えなんだ」という喜びを見出し、それが次の挑戦のエネルギーになります。
び場での学びが、子どもたちにとって「自分の価値観や視点を大切にしながら、未来を創造する力」を育むきっかけになることを願っています。一緒に、アートを通じて新しい世界を探求していきましょう!
「充実した日々を送ってもらいたい」
保護者の方へ

070-2666-6879
月曜日〜金曜日 13:00~19:00